御三家最弱の草ポケモン。このポケモンのせいでジョウト御三家はメガシンカがないとも言われている。
ポケモン対戦をしている多くはメガニウムと聞いてもこういったイメージが先行しがちであろう。今回はこの残念極まりない評価を受けてるレート環境でのメガニウムについて考察していく。
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大きく分けるとこうなった(型によっては有利不利が変わることもあるが大まかな相性としてはこうなる筈)
見てのとおり草単タイプという劣悪な相性が浮き彫りになっている。この点に関しては多くの草タイプは×がついているポケモンには手も足もでないことが多い。
また相性が比較的良い敵の中にカバルドンとカプコケコを入れた。しかし
カバルドン間違いなくといって良いほど下の××をつけたポケモンと組んでいるために、
カプコケコはボルトチェンジやとんぼ返りで逃げられるために()入りとした。
即ち実戦においてメガニウムとカバルドン(カプコケコ)が対面で殴りあうことがほぼないからである。
特にカバルドンはリザードンやボーマンダ、ルカリオやギルガルドといった受けだしの難しいポケモンと組んでいない方が珍しいポケモンである。
このためカバルドンはメガニウムでみるという考えが出来ないためにこのような評価とした。
有利な相手が少ないこのポケモンをレート環境にて活躍させるにはどうするか、
投稿者は二つの方法を考えた。
2-1 有利な組み合わせの相手に的を絞る
この有利な組み合わせと言うのはここでは二つの組み合わせを想定する。
ポケモンのシングルレートは6体のうち3体を選出するゲーム。いくらメガニウム相手の一匹に強かろうが残りの二体に手も足もでないようでは後続に負担をかけてしまう。
それでは負けに直結してしまう。
極端な例をあげるとすれば相手が水ロトム・ボーマンダ・バシャーモを
自分がメガニウム・カバルドン・ギルガルドを選出したと仮定する。
メガニウムと水ロトムの対面をいくら作ったところで一般的なメガニウムでは後ろから出てくるボーマンダやバシャーモに大した負担もかけられず後続のカバやガルドにそれなりの負担がかかってしまう。
即ちダメージレースに勝てないという始末である。
ものすごく簡素に言うとこんな具合であろう。
しかし相手がメガニウムの得意なポケモンを二体選出するように誘うことができれば後続の二体で相手の残り一体を見ることができる。
これでメガニウムが役割を持つということができるだろう。
②苦手な相手を誘い出し、役割破壊する。
あまり認知はされていないがメガニウムは優秀な地面技--地震を習得できる。メガニウム自体のマイナーっぷりあり、呼ぶポケモンに対して地面技が刺さりやすい
(ここではバシャーモ、アーゴヨン、ゲンガー、ヒードラン、ギルガルド等を想定する)
ここでのメガニウムの型は地面Z所持の地震、身代わり@2を想定する。
カプレヒレ等有利な相手にメガニウムを繰り出し、相手のバシャーモ等地面弱点の有利なポケモン等を誘い込み地面Zを打ち込めば、メガニウムが刺さるといえるであろう。
メガニウムが誘うポケモンは地面弱点のポケモンも少なくないので決してピンポとは言えないだろう。
余談ではあるが以前投稿者が構築したオッカ持ちしぜんのめぐみメガニウムはどちらかというとこちらのテイストを含んだポケモンである。
以上が投稿者が考えるメガニウムを取り巻くシングルレート環境考察である。次回は具体的なメガニウムの型を考察していくつもりである。
しかしシーズン途中であることと、まだまだ考察がまとまっていないので別の機会とさせていただきたい。
質問、意見等あれば(@Shiketa_Mens)まで
余談の余談
今シーズンはメガニウムそっちのけでこのカイロスという天才ポケモンを
使ってるのでメガニウム入りの構築記事は多分ないです。