お久しぶりです。
シーズン8ぶりに構築記事を書いてみました。
相変わらず2000到達もままならない有様でしたが7世代環境での自己最高レート更新したことや自身の反省も兼ねて書き連ねてみました。あともう使う気もないので。
以下、常体
使用ポケモン
名前(持ち物) NN 性格
185(252)-165↑(0)-131-(0)-×-120(116)-138(140)
・調整意図
H:耐久力を上げるために全振り
D:特殊Z耐えれるように残りを振り切る
前回と同じポケモン(かつNN)であるが型は大きく異なった。当初はYで活用していたが
・ゲッコウガの岩技を耐えれないこと、
以上の点からX個体に変更したがXに変更すると特殊耐久のなさが浮き彫りになり当初はリザードンの起用をあきらめていた。
「じゃあ特殊に振ればよくね?」
そんな雑な発想から生まれたこのHDメガリザX。Aに全く振ってはいないもののこのポケモンで全抜きするのではなく、確実に1体は持っていくことを優先したため火力よりも耐久に振ったこの型のほうが圧倒的に構築にあっていた。
タイプ一致技の逆鱗とフレドラは確定で残りの二枠はよく迷走したが、レヒレへの打点のための雷パンチと、ミミッキュの皮をはぎつつもSを逆転させるニトチャで技を確定。
まさか舞がないリザXが誕生してしまった。
無振りだと落とされてしまうテテフのPFサイキネ、ゲッコウガのカノンZをも耐えて幾度となく返り討ちにしてきた本構築の切り札存在。
例え妖精が裏にいようと容赦なく逆鱗をぶっぱなしていたが裏でリカバリーがきくようにしているので、ガンガン初手に投げてぶっぱなしていた。
反面、控えとしての詰ましていく要因としてはいまひとつなので初手以外には殆ど投げなかった。
あとゲッコウガの岩雪崩やグロスの思念を受けつつ処理する役目を担っていたので運負けのリスクが付きまとっていたが、思ったよりもかいくぐってくれた。ホンマありがとう。
NNはペーパーマリオから
選出率は文句なしの1位。流石の最強格メガシンカポケだった。
185(0)-200(252)↑-101(4)-×-80(0)-132(252)
調整意図 ただのぶっぱ
ルチャブルやゲッコウガが苦手な電気ポケモンやマンダに嫌がらせするために起用。
タイプ一致技は説明不要だと思うが、残りの枠にはがむしゃらを起用。
これにより苦手な相手も無理やり削りきり後続で一貫をとるムーブもできることもあり困ったら出していたが、構築で呼びやすいゲッコウガやテテフには勝てないので安易に出せるポケモンではなかった。
無難に強かったが肝心なときにはいつもつららばりを2発しか出さず、カイリューにさえ対面で返り討ちにあうのでうんち。
NNはウルトラ怪獣から。重量級、茶色、地面で地底怪獣感を覚えたから
選出率は3位。
ルチャブル@オボンのみ NNアケチゴロウ 意地っ張り
180(212)-158↑(252)-95(0)-×-83(0)-144(44)
A:火力が足りないのでぶっぱ
S:軽業後、最速スカーフゲッコウガ抜き
H:残り。ちょうど身代わり二回で軽業発動
本作のルチャブルと聞くとエレキシードからの展開が一般的ではあるが、シード型だと
・一度発動すると二度と引っ込められない(引っ込めると軽業が発動できない)
・出した瞬間に発動するのでタイミングを選べない
・どうしてもフィールド使いと同時選出しなければならないので選出が制限される(相手のフィールドにただ乗りもできなくはないが)
・フィールドは他のカプ系が相手にいると上書きされるので自軍のフィールド要因を温存する必要もある。
といったことがネックとなったので、6世代で使っていたオボン型身代わりで起用したルチャブル。
タイプ一致技と剣の舞は確定として身代わりは汎用性が高く、軽業発動のためはもちろん補助技の回避やバシャーモの守るにあわせてアドをとるなど優秀な働きを見せてくれた。
技の範囲は優秀ではあるが、たとえ剣舞を積んだとしてもグロスやマンダは落とせないなどの火力の乏しさが目立つのが難点
格闘タイプなのによくノーマルタイプに狩られるのはいただけない。
NNはペルソナシリーズから。
選出率は4位。
175(0)-216(252)-171(4)-×-140(0)-135↑(252)
調整意図 ぶっぱ
本構築の裏メガ。そして本構築最大の戦犯。リザードンでは相手にできない受けよりの構築に対して差していくために起用。挑発によりヤドランやムドーの鉄壁を阻害したりしたかった
-------------------------------------愚痴-----------------------------------
しかしながらあまりに劣悪なエッジの命中率や試行回数を稼いでいない熱湯であっさり焼けるなどのウドの大木っぷりを見事に披露して、裏のルチャブルやメガニウム等に尻拭いさせる様は種族値の暴力とは程遠い有様であった。
あまりに酷かったので解雇したかったが他にこの役割をこなせるポケモンがいなかったので泣く泣く起用。構築解体の理由は大体こいつのせい。リザードンが構築の切り札ならこいつは問題児だった。
--------------------------------------------愚痴終-----------------------------
NNはウルトラ怪獣から。怪獣達は問題児
選出率はもちろん最下位。もう二度と使いたくない。
メガニウム@草Z NN:リーフ 控えめ
171(124)-91(0)↓-120(0)-148↑(252)-120(0)-117(132)
調整意図
C:ぶっぱ
S:最低限の耐久を損なわない程度に(遅めのランドやレヒレを抜くくらいに)
H:のこり
ふるいたてる・カウンター・ハードプラント・じならし
見ようによってはギャグみたいな技構成のメガニウム(無論投稿者はマジメに考えた上での運用)
後述のゲッコウガが出せないような構築に出す裏Z枠。特にグロスレヒレカビゴンみたいな並びに積極的に出していった。
じならしはミミッキュ対面で当てて、次のターン上からZで狩るムーブのために運用。
副産物としてウツロイドやヒードランにたいして隙を見せないなどあった。
初手に出やすいスカーフランドの蜻蛉にカウンターをあわせて裏の相手を吹っ飛ばしたりと、蜻蛉展開にはジャロにはできない動きで破壊するのは楽しかった。また構築上出てくるグロスにたいしても対面なら怯まなければ勝てるのでカウンターは欠かせない。
当初はふるいたてるをめざ氷で運用していたがゲッコウガの出せない相手には積んだZを打ち込みたいとおもって起用
ふるいたてるハードプラントZはH振りのドヒドイデが乱数で飛ばせるようになるほどの火力。これはリーフストームZではできない火力の差。
ジャローダでええやんって思う人はこのPTのニウムをジャロに変えた上での使用感を教えてください。
NNはいつもどうり
選出率は5位。しかし働きとしては悪くなかった。
ゲッコウガ@水Z NN:Gren Corrin 臆病
147(0)-×-88-155(252)-91(4)-191(252)
CSぶっぱ
水がよほど通らない限りで出すZ枠。めざ炎は呼びまくるハッサムを狩るために起用したが、それ以上に炎タイプになれることで
めざ炎でかわをはぐ→ミミZを半減で受ける→水Zで飛ばすという流れが多くあったので想像以上に強かった。
先発で投げることはほとんどなく控えで温存させておく流れが強かった。
選出率は2位。流石御三家最強ポケモン
NNはGren ゲッコウガの英語名 Greninja の部分から
Corrin はFFシリーズのカムイの英語名から
・この構築の反省点
・一貫する技のタイプが多すぎる
具体的にはドラゴン・フェアリー・格闘といった攻撃面が優秀なタイプの一貫が碌に切れていなかった。そのために重いポケモンが多くあいての選出を絞れないことも多々あった。格闘弱点3体いるってどういうことなの
・一回の怯みのリカバリーがきかない。
ただでさえ下から叩き返すようなポケモンが多いのに一回怯んだだけで負けに直結する点。単純計算して4回に1回は勝てる構築にすら負けるのはいけなかった。
・不安定要素の多さ
リザードンとメガニウムは戦法上相手を下から叩くタイプのポケモンであること
と一体が必ず何かしらの不安要素を抱えていたため安定感に乏しかった。特に連続技持ち二体が悉く2回しかあてずに窮地に追い込まれていくことも少なくない。
・重いポケモン
・格闘ポケモン
上の4体がいるとだけで間違いなくメガニウムとバンギラスが出せなくなるので実質4vs6になるのがまず辛いところ。
そして有利対面をとられるとほぼリカバリーができずずるずると負けていった。
ジャラランガ入りに関しては選出がまだ読みやすく対処法も用意していたのでほぼ負けなかったが他の3体は死ぬほどしんどかった。
・ドラゴンポケモン
ゲッコウガの冷凍ビームを耐えてくる竜連中。単純に一貫しまくるドラゴン技が重いので選出が歪む(リザードンが出しにくくなる)
ラティオスはそんなに出てこなかったがサザンドラは人によって出すかどうか分からないので面倒だった。様子見悪波怯みやめろ
そしてカイリューというドラゴンがマンムーのつららを2発で止めて返り討ちにしてくるパターンが横行してきたのでわかってても止められなかった。マンムーはカイリュー対策とはなり得ない
・フェアリーポケモン
特にミミッキュ、カプテテフ
悪が二体いるのにスカーフテテフに上からしばかれるだけで崩壊する構築があるらしい(大体初手でくるのでリザで処理するが、後に残されるとゲームエンド)
・電磁波ポリ2
大体バンギ出せない構築にいるからだめ。あとルチャ対面では電磁波まかないのもだめ。
・ガルーラミミッキュ
ガルーラがルチャバンギ以外に勝てる
そしてミミッキュはルチャバンギに強い
あとはわかるな?
・ゲンガー
上から行動されるのでどんな型もつらい。こいつホンマ嫌い
・ウツロカグヤ
カグヤに安定して勝てるのがリザのみ。そしてウツロはリザキラー
カグヤをルチャで処理しなきゃいけないので不安定極まりない。
・2連守る決めてくる奴等
ルチャの膝が折れまくって死
・基本選出
初手にリザードンで暴れてマンムーとゲッコウガで詰める。受けよりの構築でないかつ水技のとおりがよほど悪くない限りはこの3体でいっていた。場合によってはマンムーを初手に投げることもあったが、基本的にはリザードン初手になげた。
カバマンダガルドに対してはこの選出でいけばほとんど負けなかった。
この選出を軸に考えて逐一変更していった。
以下敬体
・総括
まぁ不安定につきますね。
最終日3日前までは1967まで行ったものの、そこからずるずると引き摺り下ろされて2000の道は達成となりませんでした。
不安要素があまりに多い構築ではあったものの、xy時代から愛用している並びであったのでこのシーズンは頑張りたいと思って煮詰めていきました。
各タイプ御三家が1体ずついたりZ枠の二体が究極技を使ったりと並びとしてもカッコいいので楽しかったです。
HDリザXからの襷マンムーと水Zゲッコウガの並びは優良だったので今後に生かしていくことができればと思います。
ただその3体とメガルチャと合わせることは出来ないかもしれないのが難ですね。
次シーズンは新たなメガルチャで挑むか全く違う並びでいくか未定ですがしっかりと考えたパーティで2000到達を目指していこうと思います。スマブラSPも出ちゃいますからね
いずれにせよ安定感のある構築を目指そうと思います。
(2018/11/27 追記 QR公開しました!
質問、意見等あれば(@Shiketa_Mens)まで
以下あまり参考になるかどうかわからないこの構築に出やすい出てきにくい上位ポケ達
呼びやすい・呼びにくいポケモン
◎絶対来る
・ガルーラ(ガルミミだと絶対にセットで来る)
・スカーフゲッコウガ(まず先発ででてくる)
・テッカグヤ(間違いなく来る。当確)
・フェローチェ(こいつも当確。蜻蛉なら先発)
・ジャラランガ(妖精いないので当確。後発多め)
・ハッサム(特にステロ巻きに注意)
・フシギバナ(ルチャリザ以外に有利とれるため)
・チャーレム(消えろ)
○高確率で来る
・襷ゲッコウガ(後発でストッパー起用されがち)
・メタグロス(御三家でうまく処理したい)
・バシャーモ(ステロ巻かれて有利対面作られると死)
気をつける)
・カプレヒレ(リフ持ちはめっちゃきつい)
・スカーフ持ちカプテテフ(ゲッコウガがいないとほぼ確実に先発でくるのでリザで処理したい)
・ギルガルド(ルチャが完全に止められるのがつらい)
・ゲンガー(こいつもステロから展開されるとしんどい)
・クチート(とりあえず出されそう)
・キノガッサ(来るなら初手多め)
・ミミッキュ(ルチャを苛めに後ろから来ることが多いが、他に刺さってる奴がいれば控えになることも)
・ヒードラン(リザストッパーで大地持ちが多い。チョッキ?)
・ガブリアス(先発・後発どちらもあり)
・マンムー(先発率高め)
・アシレーヌ(草ポケ相手以外に総じて有利)
・ウツロイド(カグヤとセットだと当確)
・カプブルル(地震を押さえにくる)
・パルシェン(鋼がいない)
・オニゴーリ(砂で身代わりの回数を制限したい)
・サザンドラ(くんな)
▲他のポケモン次第
・ランドロス(メガポケ両者に強いので来がち)
・ボーマンダ(1メガだと来る。2メガだともう片方が来ること多い)
・リザードン(もう片方のメガポケ次第)
・ルカリオ(ルカリザだとリザのほうがおおめ)
・ポリゴン2(相手目線だとバンギを抑えれる駒がいるなら出る)
・カバルドン(他がバンギ重そうなら出る)
・カミツルギ(マンムーより遅いしんくうは持ちはやめてください)
・サンダー(とおりのよい格闘ポケモンがいるとでてくること多め)
×来ることは少ない
・バンギラス(他のリザ押さえがいない限り来ない)
・アーゴヨン(たまに来られると面倒になる)
・ナットレイ(他に通したい奴が多いときられる)
・スカーフ以外のカプテテフ
××ほとんど来ない
・カプコケコ(来るときは蜻蛉持ちが多め)
・霊獣ボルトロス(ルチャが通らない奴なのでこなくて助かってる)
・ウルガモス(メガポケ2体に弱めだからか)
・ヒートロトム(バンギ警戒なのだろうか)